¥50

１、趣味性の高い講義です。

２、５０分ほどの時間で、パワーポイントで行います。

３、概要
ヴラディーミル・シューホフВладимир Григорьевич Шухов（1853-1939）は帝政ロシア末期から初期ソビエトに活躍した構造技師のひとりです。彼は双曲面構造を発明したことで有名です。本講義ではシューホフに関するドイツ語とロシア語文献の豊富な文献翻訳を元に彼の足跡をたどります。彼の活躍は非常に幅広く、バクーにおける油田開発事業に伴うパイプライン、タンク、ボイラー、噴射ノズル、クラッキング・システムを始め、ニジニ・ノヴゴロド全ロシア博覧会でのユニークな吊り構造、艀、戦艦用ラティスマスト、給水塔、ラジオ塔、送電塔、モスクワの主要な建築の数々の屋根構造など様々です。また後半では「技術者とはなにか？それはどのように革命の動乱期を生きて、芸術家たちと関係したのか？」ということを問います。彼の構造はフライ・オットーやアントニオ・ガウディの構造にも引けを取りません。また日本ではこれまでこの講義ほどにシューホフについて網羅的に深く解説されたことは一度もありません。「建築に興味ある！」「建築だけじゃなくてロシアにも興味がある！」というそこのあなた！文章はもちろんのこと、資料と写真があなたの好奇心を刺激するでしょう。あなたをお待ちしております。ここにはひとつの宇宙があります。

４、日程
ご相談により決定いたします。

５、少人数対象

６、１講座１人あたり50円

７、場所はファミレスか、喫茶店などを考えております。

チケット詳細